私は、時間をかけて、自分がちゃんと流れ着くようなところへ行こう。

親友から誕生日に貰った小説を読んだよ

最初はどんな話かもわからず

想像出来る情景とか

深さとか奥行きとか全く考えず

読み進めてたんだけど、、

 

読んでくうちに失恋の時の痛さとか

ばななさんにしか書けない心情の変化とか

本当に上手だなって思わせられてばっかりで

親友が選んでくれたこの表紙の言葉の重みが

この文が出てきた時に読む前とは違って

もっと重くてずっしりした物に思えたな

 

寒いって言葉を使わずに寒いって思わせられたり

悲しいって言葉だけじゃ完結しないくらいの

悲しみに暮れる主人公の心情が

すっと自分の中に流れ込んできて

目頭が熱くなったよ

大変で嫌なことが続く毎日でも

本の力や周りの友達の力も借りて

頑張っていこうと思うよ

だって

私は、時間をかけて、自分がちゃんと流れ着くようなところへ行こう。

って明確に心から想っているから